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福岡県古賀市 家族葬 斎場想庵 ブログ 葬儀の種類no,3

2024.11.12 ご葬儀 終活

【直葬・火葬式のメリット】
・費用を最小限に抑えることができる
・通夜・葬儀・告別式を省略しているため時間を短縮できる
・参列者対応などのご家族様の負担がかからない

【直葬・火葬式のデメリット】
・親族などから反対が起こる可能性がある
・菩提寺から許可を得られない可能性がある
・宗教儀式を省略しているため供養が充分でないと感じる場合がある

【直葬・火葬式に向いている人】
・とにかく費用を抑えたい場合
・宗教儀式にとらわれずに葬儀を行いたい場合
・無宗教の墓への納骨を考えている場合

そのほかの葬儀

上記で紹介したもの以外にも「〇〇葬」と名前がついている葬儀はたくさんあります。ここではその中でもよく行われる密葬、社葬、生前葬、自宅葬がどのような葬儀なのかを解説します。
このほかにも、宗教に関係なく行われる自由葬や無宗教葬などもあります。また「宇宙葬」や「樹木葬」のように、「〇〇葬」と言われるものの中には葬儀ではなく散骨方法の一種が含まれていることにも注意しておきましょう。

 

密葬

密葬はごく親しい人だけで執り行われる葬儀です。それだけ聞くと家族葬と同じようにも思えますが、密葬の場合は必ず本葬とセットで行われるという特徴があります。密葬は、有名人や大企業の社長など社会的に知られた存在である方が亡くなられた際に行われることが多く、本葬の前に親しい方々だけでお別れをする時間を作るという目的があります。

【密葬のメリット】
・プライバシーが守られた中、近親者のみでゆっくりお別れができる
・本葬まで時間が空くため準備に余裕が生まれる

【密葬のデメリット】
・本葬と合わせて2回分の費用が必要になる
・プライバシーを守るため内密に行う必要がありストレスになる場合がある

【密葬が向いている人】
・芸能人や大企業の社長、著名人など社会的に名の知られている人
・社会的地位が高く多くの参列者が予想される人

社葬

社葬は、企業が主体となって行う葬儀です。主に会社の重役や創業者など、会社に貢献した方がお亡くなりになられた際に行われ、弔いの儀式としてだけではなく、会社の広報や社員としての自覚を促す意味合いも持っています。

いわゆる社葬といった場合には、事前にご遺族によって一般的な葬儀スケジュールで通夜・葬儀・告別式が行われた後に、別途、会社主導で葬儀(社葬)が行われることが多いです。社葬はご遺族が行う葬儀が終わってから40日前後に開かれるのが一般的で、費用は会社負担となります。

ちなみに似たような葬儀で、遺族と会社が合同で葬儀を行う合同葬といわれるものもあります。合同葬は、費用は遺族と会社の両方で割合を決めて出し、合同で通夜・葬儀・告別式を開催するもので、事前に遺族が葬儀を済ませてから行う社葬とは異なります。

続く

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